专利摘要:

公开号:WO1985005314A1
申请号:PCT/JP1985/000270
申请日:1985-05-15
公开日:1985-12-05
发明作者:Kenji Sumida;Kazunori Kagei;Kotaro Ono
申请人:Washi Kosan Co., Ltd.;
IPC主号:B29C39-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 プラス チ ッ ク 板材の連続製造方法 と そ の装置
[0002] 〔 技術分野 ]
[0003] 本発明 は 、 プラ ス チ ッ ク板材 、 詳 し く は紫外線吸収剤を 含有す るプ ラ ス チ ッ ク 板材を連続的に 製造する方法 と そ の 装置 に 関 す る 。
[0004] [ 背景技術 ]
[0005] 従来、 プラ ス チ ッ ク 板材を連続的に 製造す る方法 と し て 無端ベル 卜 を 2 本上下 に 平行 に 配置 し 、 そ の 間 隙内 に 重合 性原料の 液柱の 高さ と 減圧度 と で 調整 し た 液圧を利用 し て シ ラ ッ プな どの重合性化合物を注入 し 、 ベル 卜 を循環す る 過程 に お い て 前記重合性化合物 を重合さ せ 、 硬化後プラ ス チ ッ ク 板材 と し て 取 り 出 し た り ( 特公昭 4 7 — 3 4 8 1 5 号公報 ) 、 重合が進む に つ れ て 生 じ る重合性化合物 の収縮 に 応 じ て パ ー が対向ベル 卜 面間の距離を調節する よ う な方 法 ( 特公昭 4 7 — 3 3 4 9 8 号公報 ) が知 ら れて い る 。
[0006] し か し な が ら 、 前者の方法 に よ る と き は 、 減圧装置が必 要で あ る だけ で な く 、 減圧中 に 毒性の強い低揮発性モ ノ マ 一 が揮発 し て し ま う おそ れが あ る た め 、 安全性、 経済性 に 欠け る と い う 欠点が あ り 、 ま た 重合性原料の 液柱の 高さ と 減圧度を調整 し て 液圧の調節を行な う た め 、 液圧の調節が 雑である とい う 欠点があ っ た。 ま た後者の方法に よる と き は、 対向面間の距離を調節するのに精度を要 し、 作業が繁 雑であ る という欠点があ っ た 。 ·
[0007] ま た紫外線に よ る劣化を防止するため 、 一般にプラスチ ッ ク に は紫外線吸収剤等が添加されているものの 、 紫外線 吸収剤等の添加に よ りプラスチッ クの機械的強度、 耐熱性 な どが低下し た り 、 ま た添加 し た紫外線吸収剤等が経時に よ り板材の表面に滲出 して し ま う ため、 当初の紫外線吸収 性を長期に亘り 維持できない と い う 欠点があ っ た 。 特に紫 外線を完全に遮蔽すべ く プラスチッ ク に多量の紫外線吸収 剤を添加する場合、 上記の欠点が顕著であ っ た α
[0008] 本発明の 目 的は、 透明で、 着色の少ない平滑性に優れた プラスチッ ク板材を簡便な作業、 操作で連続的に し かも経 済的に製造する方法とその装置を提供するこ とにある。
[0009] ま た本発明の他の 目 的は、 機械的強度、 耐熱性な どが大 き く 、 紫外線吸収剤に よる紫外線吸収性を長期 に亘り維持 し う る上記プラスチッ ク板材を提供する こ と にある。
[0010] [発明の開示 ]
[0011] 本発明 は、 ラジカル重合性混合物を重合する際、 周一方 向、 同一速度で所定間隔を隔て て平行に走行する 2本のス テ ン レス等の抗腐独材製無端ベル 卜 および 記ベル 卜 の両 側端部 と接して走行 し前記ベル 卜 圜の空間をシールする こ と によ り 形成される間隙に 、 前記重合性混合物を前記ベル 卜 の始端部か ら 注入 し 、 重合反応を 液槽中 で行な う 重合方 法で あ っ て 、 前記ベル 卜 両端部間 に 配設 さ れ た 液槽 は 、 前 記ベル 卜 'の走行方向 に 並設さ れた 複数の重合用 加 温液槽 と 重合完了後の重合体を冷却 する 冷却液槽か ら な り 、 こ の よ う な 液槽中 を通過さ せ て 重合 す る こ と に よ り 、 前記問題点 を解決す る ち のである 。
[0012] ま た ラ ジ カ ル重合性混合物 と し て 、 紫外線吸収剤 と 、 2 以上の ひ一 /3 不飽和二重結合を有す る多官能性の ラ ジ カ ル 重合性モ ノ マ ー ま た は こ の予備重合体を少な く と も含有す る ラ ジ カ ル重合性化合物 と 、 ラ ジ カル重合開始剤 と の重合 性混合物を用い る こ と に よ り 、 前記問題点を解決す る も の で あ る 。
[0013] 本発明 の連続製造方法 に よ る と き は 、 前記重合性混合物 の重合反応を 2 つ の ベル 卜 の 間 隙で 、 し かも 重合用 液槽中 で行な う た め 、 前記ベル 卜 に は浮力 が作用 し 、 ま た 液槽中 のベル 卜 の 上下面お よ び両側部 に 均等 に 圧力 が かか り 、 ベ ル 卜 が垂れ下が り がる こ と が な い た め 、 一定 の ベル 卜 間 隙 を容易 に 維持す る こ と が で き る 。
[0014] ま た 、 重合用 液槽 中 に お い て は 、 ベル 卜 を介 し て重合性 混合物 に 外部圧力 、 特 に 水圧が かか り 、 重合性混合物 の重 合 に伴う 体積収縮 に よ る型離れを防止でき 、 得 ら れた板材 の平滑性が良 く な る 。 重合用 液槽 は 、 ベル 卜 の走行方向 に 並設さ れた複数の重合用 液槽か ら な る た め 、 重合反応が急 激 に起き て も重合熱 は 液槽の 液休 に よ り 容易 に 吸収 除去 さ れる ため、 暴走反応が起る こ とがな く 、 円滑に重合反応を 行なう こ とができる 。 従 っ て 、 重合熟が大きい複数の α — 不飽和二重結合を有する多官能の重合性化合物を用いる 場合、 特に好適である 。
[0015] 更に は、 重合完了後は、 冷却液槽に よ り冷却され、 重合 体は、 収縮 し てペル 卜 か ら 自然に錐型 し何ら錐型手段を必 要と しない 。
[0016] ま た重合反応は、 紫外線吸収剤の存在下、 しかも 2 以上 の 一 3 不飽和二重結合を有する重合性化合物を重合し 、 重合 し たプラスチッ ク が架橋構造を有するために 、 紫外線 吸収剤がプラスチッ ク の内部に含有保持さ れ、 表面に滲み 出る こ とがな く 、 紫外線の遮光効果を長期に Sり維持でき る。 ま たプラスチッ ク板材は架橋構造を有するため 、 機械 的強度、 耐熱性な どが大き く 、 しかも重合反応は酸素が略 無い状態で行なわれる ため、 酸化反応な ど に よ り板材が着 色するこ とがない 。
[0017] ま た、 本発明の装置は、 液槽が温度の異なる複数の重合 用 液槽等から構成さ れた簡単な構造であ り 、 ま た重合速度 重合熟などが異なる重合性化合物の種類などに応じて 、 各 液槽の温度を任意に 、 し かも簡便に設定できるため、 重合 速度、 ライ ンス ピー ドひいて はプラスチッ ク板材の生産性 等を任意に 調整できる 。
[0018] [ 図面の簡単な説明 ] 第 1 図 は本発明 の製造装置の一実施例 を示 す 断面図 で あ り 、
[0019] 第 2 図 は第 1 図 に お け る ]! 一 I 線 に おけ る 断面図で あ り 第 3 図 は無端ベル ト の保持機構を示す 断面図 で あ り 、 第 4 図 は 、 重合性混合物 の注入部を示 す一部断面斜視図 で あ り 、
[0020] 第 5 図 は 、 第 4 図 の V— V 断面図であ る 。
[0021] 第 6 図 は第 1 図 に お け る VI — VI線 に お け る 断面図で あ り 第 7 図 、 第 8 図 は 、 そ れぞれ他の実施例 の シ ー ル機構を 示す 断面図 で あ る 。
[0022] ま た 第 9 図 は 、 本発明 に よ り 得 ら れたプラ ス チ ッ ク 板材 の紫外線吸収特性 を示 す 図 で あ る 。
[0023] [ 発明 を実施す る た め の最良の形態 ] 以下 に 、 本発明 を 図面 に 基 き 詳細 に 説明 す る 。
[0024] 第 1 図中 、 1 お よ び 2 は ス テ ン レ ス等の腐独材製無端べ ル 卜 で あ っ て 、 各々 始端部の プ ー リ ー 3 、 4 お よ び終端部 のプ ー リ ー 5 、 6 に よ っ て 張設さ れて い る 。 こ の 2 本の べ ル 卜 1 、 2 は重合お よ び冷却 に 伴 う 遺合体の 収縮を 考慮 し て 、 重合後の板材の所要厚み よ り も 5〜 20 %大き い間隔寸 法 に て 配置 さ れ て い る 。 こ のう ち 一 方端の プ ー リ ー 5 、 6 は ベル 卜 7 、 8 を介 し て モ ー タ ー 9 に て 駆動 さ れ 、 前記無 端ベル 卜 1 、 2 が周 -速度 、 同一方向 に 平行 に 走行す る よ う に さ れて い る 。 ま た 第 2 図 に 示す よ う.に 、 無端ベル 卜 2 は 、 複数箇所が ロ ー ラ 10に よ っ て 支持さ れ、 水平に維持さ れて いる 。
[0025] 11は無端ベル 卜 1 、 1 の両側端部間 に密接 し て配設さ れ、 前記無端ベル 卜 1 、 2 と周一方向 に 走行する ガスケ ッ 卜 で あ っ て 、 重合性化合物 と 紫外線吸収剤 お よ びラ ジ カ ル重合 開始剤 と か ら な る重合性混合物 16の流出を防ぐ と と も に 、 上下の無端ベル 卜 1 、 2 と前記ガス ケッ 卜 11に よ り 、 第 3 図 に 示す よ う に密閉 さ れ た 注入間 隙 S が形成さ れて い る 。
[0026] 又第 3 図 に示す よ う に ガ スケ ッ 卜 11の厚みを規制 するた め 、 断面 U 型の 摺動体 12a 、 12 が無端ベル 卜 1 、 2 の両 側適所に 、 し かも無端ベル 卜 1 、 2 が摺動 自在 に走行でき る よ う に 嵌合さ れてい る 。 ま た無端ベル 卜 1 、 2 を水平 に 維持する た め 、 下方の無端ベル 卜 2 は他の摺動体 13に よ り 支持さ れて い る 。 a 、 14b 、 15は 、 そ れぞれ摺動体 12a . 12b 、 13を支持す る支柱で あ る 。
[0027] 始端部のプー リ ー 3 、 間 の上部 に は 、 前記重合性混合 物 な どを供給する重合原料供給装置があ り 、 こ の装置は 、 前記重合性混合物 16を貯蔵する タ ンク 17と 、 前記 タ ン ク 17 内の重合性混合物 16をポ ンプ 18で圧送 し 、 下方の無端ペル 卜 2の幅全休 に 均一 に所定量の重合性混合物 16を落 Fさせ る フ ロ ー コ ー タ ー 19とか ら な る 。
[0028] なお 、 フ ロ ー コ ー タ ー 19か ら 投下さ れた重合性混合物 16 の液面の高さ は 、 ガスケ ッ 卜 11の高さ よ り 髙ぃ方が重合性 混合物 16の注入に好都合で あ る 。 こ の場合、 始端部の枠 20 特 に ペル 卜 2 と ガ ス ケ ッ 卜 11お よ び枠 20と が重な り 合 う 隅 角箇所 に 間 隙が形成さ れ 、 こ の 間 隙か ら 重合性混合物 16が 漏洩 し 、 ガ ス ケ ッ ト 11な ど を 汚 し 、 ま た経済的で な い 。
[0029] 前記重合性混合物 16の漏洩を防止 し 、 ま た 漏洩 し た 重合 性混合物 を 回収 、 再使用 で き る よ う に す る た め 、 第 4 図 、 第 5 図 に 示す よ う な構造の も の が好 ま し い 。
[0030] す な わ ち 第 4 図 、 第 5 図 に お い て 、 21a 、 21 は 、 無端 ベル 卜 1 、 2 の両側部 に 設け ら れた摺動板で あ り 、 こ の 摺 動板 21a 、 21 は 、 始端部の プー リ 一 3 の外周面 に 沿 っ て 送行す る ガ スケ ッ 卜 11を介 し て 無端ベ ル 卜 1 に摺接す る湾 曲状摺接端面を有 し て い る 。 ま た摺動板の下端面 は 、 下方 の ベル 卜 2 の 平坦面 と摺接 .し て い る 。 そ し て 、 前記摺動板 21a 、 21b の う ち 前記ベル 卜 の送行方向 と は逆の端部で は 遮蔽板 22が連接 さ れ 、 枠 20が形成さ れて い る 。
[0031] 23は 、 シ リ コ ン樹脂 、 ウ レ タ ン樹脂な ど の 柔钦な 素材 か ら なる シ ー ト 状の仕切板で あ り 、 こ の仕切板 23は 、 前記枠 20内で無端ペル 卜 〗 、 2 の走行方向 に 従 っ て 斜め下方向 に 傾斜 し て 配設さ れて い る 。 す なわ ち 、 前記仕切板 23は 、 前 記遮蔽板 22の上端部で 固着連接さ れて お り 、 下端部 は 、 無 端ベル 卜 2 の走行面 と接 し 、 仕切板 23の両側 は 、 前記摺 動 板 21a 、 21b の 内側面 と 摺動可能 に 密着 し て い る 。
[0032] そ し て前記仕切板 23を介 し て 、 上部 に 前記フ ロ ー コ ー タ — 19か ら 落下さ れた 重合性混合物 16を貯溜す る樹脂液注入 室 24、 下部 に減圧'室 25がそ れぞれ形成 さ れ 、 前記減圧室 25 を減圧する と前記仕切板 23の F端部は、 減圧度に応じ て無 端ベル 卜 2の走行面と強く 密着する。 この場合、 仕切板 23 が軟質である た め、 無端ベル 卜 2 と強 く 密着 し て も無端べ ル 卜 2 に傷がつ かず、 ひいて は得られた板材にす り 傷が生 じ る こ と がない。 なお、 摺動板、 遮蔽板自体ま た は こ れ ら の端部等も上記仕切板と同様に柔軟な素材に よ り構成する と、 ベル 卜 やガスケッ 卜 を傷付ける こ とがな く 、 好適であ る o
[0033] また減圧室 25に は、 先端開口部が無端ベル 卜 2 に接する よ う に設置された チ ュ ーブ 26が伸びて お り 、 こ の チ ュ ー プ 26は、 真空ポンプ ( 図示せず ) を備えたタ ン ク 27に接続さ れて いる 。
[0034] 枠 20が上記のよ う な構造のものは、 ガスケ ッ 卜 11、 摺動 板 21a 、 21 お よび仕切板 23の先端部が重な り 合う 隅部か ら重合性混合物 16が漏れ、 ガスケッ 卜 11等を汚すこ とがな い 。 すなわ ちポンプを作動さ せタ ン ク 27および減圧室 25内 部の圧力を減じ る と 、 仕切板 23の先端は、 無端ベル 卜 2の 走行面 と強く 密着する と とも に 漏洩 し た重合性混合物 16は 減圧室 25に吸い込まれ減圧室 25の下面に溜ま る 。 この樹脂 液は、 チュ ーブ 2 &に て吸い込ま れ、 タ ンク 27の底部に回収 され、 再使用 される。
[0035] 上記のよう な枠 20の樹脂液注入室 24に重合性混合物 16を 落下さ せ、 無端ベル 卜 1 、 2 が第 1 図中の矢印方向へ走行 する と 、 重合性混合物 16は、 無端ベル 卜 1 、 2 と ガスケッ 卜 11に て 密封さ れた状態 で複数の 重合用 液槽 28〜 33ぺ 導か れ 、 各液槽内で無端ベル 卜 1 、 2 を介 し て 重合性混合物 16 に水圧が かかる よ う に さ れ て い る 。 す な わ ち 、 各液槽 28〜 33の両側面等適所 に は導水管 36、 37が配置さ れ 、 後述す る よ う に 液槽 28〜 33内 の 液体 と し て の水 を循環 し 、 かつ 各液 槽 28〜 33の水圧を可変でき る よ う に な つ て い る 。
[0036] 38はパ ッ キ ン で あ り 、 こ のパ ッ キ ン 38は 、 液槽の壁面を 貫通 す る部分で無端ベル 卜 1 、 2 お よ びガ ス ケ ッ 卜 11を包 囲 す る よ う に 設 け ら れ 、 隣接す る液槽相互の液体が混合 し ない よ う に し て い る 。
[0037] 液槽 28、 29、 30は重合性混合物 16がゲル化を 開始す る常 温 か ら 約 55°C ま で の範囲 で 均 一 な重合性混合物 16の熟成、 ゲル化 を行ない 、 液槽 31、 32、 33で は 60 〜 120 の温度 範囲で段階的 に 温度が 高 く な る よ う に し て 重合 を 完了 さ せ る 。
[0038] なお 、 重合温度 は 、 重合性化合物 の種類 、 ラ ジ カ ル重合 開始剤 の 開 裂温度な ど に応 じ て 任意 に 選択 で き る が 、 重合 時間 の短縮 、 重合体の着色等の点か ら 室温か ら 120°C 、 特 に 90 以下の範囲で重合 さ せ た 後、 10(TC 以上 に 加 熱 し 、 後重合を行な う の が好 ま し い 。 常温か ら 100^G ま で の加熟 媒体 と し て は 、 温水な ど適宜の媒体が使用 で き 、 ま た 100 eC以上に加熟する に は各種 オ イ ル等沸点が 100^0 以上の媒 体を使用 す れば よ い 。 ま た 上記媒体 と し て は 、 重合熟を容 易 に 吸収除去す る た め 、 熟伝導性の良い も の が よ く 、 取 り 扱いの容易性から水が好適である。
[0039] なお、 上記の温度範囲で予備的に重合 して連続的に得ら れた板材を適宜の大きさ に裁断 し 、 裁断 し た板材を、 才ー アンなどを用いて上記と周様な温度範囲で後重合 して も よ い o
[0040] 重合用液槽 31、 32、 33では、 重合性混合物 16の重合に伴 い体積収縮が顕著に なる ため、 第 2 図、 第 6 図 に示すよ う に 、 液槽内に大気圧よ り も 0.01 〜 1 ½f ノ ^大きい圧力 を 生ぜ し め 、 加圧を行な う こ と が好ま し い 。 すなわち 、 液槽 31、 32、 33の上部に は前記導水管 36、 37を介 して槽 31b 、 32b 、 33 がそれぞれ連通 し て設け ら れ、 他の液槽 28、 29 30, 34との間 に液面の高さ 、 すなわち 、 落差 H を設け 、 落 差を変化さ せて無端ベル ト 1 、 2 に水圧がかかるよ う にさ れている 。 この加圧によ っ て、 無端ベル 卜 1 、 2 およびガ スケッ 卜 11は圧縮さ れ、 無端ベル 卜 1 、 2 は、 重合性混合 物 16の重合硬化に対応 し て重合中の重合性混合物 16と密着 し 、 ま た重合硬化中のゲル状重合性混合物 16に圧力がかか る 。 すなわち 、 重合性混合物 16の重合過程で液圧がかかり 製品の厚みを均一 にする こ と ができる 。
[0041] なお、 重合反応が暴走するのを防止するため、 前記液槽 28〜33のう ち 、 適宜の液槽を冷 91植と し てもよい。
[0042] ま た前記各槽に は加熟手段 39を設け、 各槽およぴ液槽の 温度を調整できる よう に されている。 40は、 温水などを循 環するための循環用ポンプである 。 こ の場合 、 圧力 は 、 液槽の 温度 と 重合時間等 に よ る重合 体の収縮の程度 に 応 じ て 液面の髙さ 、 液量等を変化させ る こ と に よ り 、 任意に 調節す る こ と がで き る 。
[0043] ま た 空気浴中 よ り 温水浴な どの媒体の方が熱伝導性が よ く 、 し か も各液槽の 液体が循環 し て い る た め 、 重合に 伴 つ て生 じ る重合熱を効率 よ く 放散さ せ る こ と がで き る 。 従 つ て 、 円 滑 に 重合反応を行な う こ と が で き 、 重合熟が大き い 重合性化合物 を重合 す る場合 に 特 に好適であ る 。 な お 、 上 記の加熱手段、 循環用 ポ ン プ は 、 各液槽 に 設け て も よ い 。
[0044] な お 、 重合用 液槽の数お よ び各重合用 液槽の温度は 、 重 合性混合物 の種類な ど に応 じ て 任意 に 設定 で き る 。
[0045] 34は液槽の最後部 に あ る 冷 33液槽であ り 、 液槽 34の液温 は他の 液槽中 の 温度よ り 低い 温度 に 設定 し 、 す で に 重合完 了 し た 重合性混合物 と ス テ ン レス ベル 卜 の温度差 に よ る収 縮率の違い に よ っ て 離型さ せ 、 硬化 し た プラ ス チ ッ ク 板材 を容易 に取 り 出せ る よ う に し て い る 。 従 っ て 、 液槽 34の温 度 は 、 で き る だけ低い方が 良い 。
[0046] な お 、 中央部 に 位置す る液槽 の圧力 を髙 く す る と と も に 両端部 に 行 く に 従 っ て 液槽の圧力 を順次低 く な る よ う に し 前端部 と後端部 に位置す る 液槽 28、 34の圧力 を常圧 に 設定 す る こ と に よ り 、 両端部液槽のパ ッ キ ン か ら の 液漏れを防 ぐこ と がでさ る 。
[0047] な お 、 上記の装置 に お い て 液槽の液体が漏れな い よ う に す る た め 、 液槽 と 前記ベル 卜 と の接触面 に はパ ッ キ ン と し て弾力性を有する部材を配 し ているが、 液体の圧力 が増加 する につれて 、 液体を完全にシールする こ とが困難とな り 水漏れや液槽圜の液体の混入を完全に防止 し難い。. ま た 、 板材の厚みを前記 U 型の摺動体で調整しているた め 、 板材 の厚みを簡便に し かも任意に調整 し難い。
[0048] 液槽内の液体を完全に シール し 、 板材の厚みを任意に調 整可能とする に は、 第 7 図、 第 8 図に示すよ う な構造にす るのが好ま しい。
[0049] 第 7 図、 第 8 図において 、 41、 41は、 前記無端ベル 卜 1 2 よ り も幅広の板状熱伝導部材であ っ て 、 板状熱伝導部材 41は、 始端部の温槽 2 8から終端部の冷却槽 3 4に至り延設さ れ、 かつ無端ベル小 1 、 2 の外面に近接 し て 配設されて い る 。 2枚の前記熱伝導部材 4 1、 4 1の両側部間に は、 長尺状 のスぺ ーサー 42、 42が挿設される と共に、 熟伝導部材 4 1、 4 1と スぺーサ一 4 2、 42と は、 弾力性を有する コ ーキング剤 4 3に よ り コ ー キングされ、 無端ベル 卜 1 、 2 およびガスケ V 卜 1 1が熱伝導部材 4 1、 41お よびスぺーサ - 42、 42で形成 される空間部を走行できる よ う に されている 。
[0050] すなわち 、 無端ベル 卜 1 、 2 お よびガスケ 卜 1 1は、 前 記熱伝導部材 4 1、 4 1お よび前記スぺ -サー 42、 42に よ り 液 槽の液体とは隔離された状態で囲繞されている 。 なお、 前 記熟伝導部材 41が貫通する各液槽の側壁は、 液槽の液が相 互に混入 しないよう に 、 前記と同様パッ キンあるいは前記 コ ーキ ング剤に よ り 前記熱伝導部材 41と固着さ れている。 な お 、 44は 、 各液槽内 で熱伝導部材 41を支持 す る支柱 で あ る 。
[0051] こ の よ う な装置を用 いる と 、 各液槽の液休は 、 前記熱伝 導部材等 に よ り シ ール 、 隔離さ れ て い る た め 、 液槽か ら の 液漏れを防止で き る 。
[0052] なお 、 熱伝導部材は 、 無端ベル 卜 の外面 と接 し て配さ れ て も よ く 、 この場合 に は 、 両者の摺接部 に 潤 滑油 な ど を塗 布 し 、 無端ベル 卜 が円 滑 に 走行す る よ う に す ればよ い 。
[0053] ま た 、 前記ス ぺ ー サ 一 と し て は 、 第 8 図 に示す よ う な 中 空弾性部材 42 b を用 い た もの が好 ま し い 。
[0054] こ の場合 、 無端ペル 卜 1 、 2 の外面 に 接 し て 前記熱伝導 部材 41、 41を配 し 、 中空弾性部材 42 b と し て 中空部 45を有 す る も の を 用 い 、 中空部 45に 液体 、 空気 な どを圧入で き る よ う に す る と と も に 前記熟伝導部材 41が貫通す る各液槽の 側壁 と 前記熱伝導部材 41と を弾力 性を 有 す る前 記 コ 一キ ン グ剤ゃ スプ リ ン グな ど を介 し て 固着 、 連設す れば板材の厚 み可変 で き る 。 すなわ ち 、 中空 部 45へ の 注入圧の程度 に応 じ て前記中空弾性部材 42 b お よ びコ ー キ ン グ剤 は膨張 、 収 縮 し 、 前記熱伝導部材 41の 間 隙 、 ひい て は得 ら れる扳材の 厚みを任意に調整する こ と ができ る 。
[0055] な お 、 重合性混合物 の注入 間 隙、 板材 の厚みは 、 各液槽 の液圧、 重合性混合物の注入圧力 、 中空弾性部材へ の液体 な どの 注入圧力 を検出 する 手段を 設け 、 こ れ ら 検出手段に よ り 検出 さ れた圧力 を調整 する こ と に よ り 、 精度良 く 可変 でぎる。
[0056] ま た板材の取 り 出 し作業において 、 硬化 した板材が無端 ベル 卜 と密着 し ている た め 、 扳材を無端ベル 卜 か ら剥離さ せる場合、 板材に内部応力が生 じ板材に亀裂が生 じる場合 がある 。 この こ と は板材を連続的に製造する上で作業性、 生産性が著し く悪く なる 。
[0057] 扳材の割れな どを防止する に は、 前記無端ベル 卜 1 、 2 と重合性混合物 1 6との間に重合温度よ り も高い软化点を有 するポ リ エステル、 ポ リ エチ レ ン、 ポ リ プ ロ ピ レン、 ポ リ カ ーボネー 卜 、 ナイ ロ ンな どの耐熱性フ ィ ルムを介在させ この フ ィ ルムが重合性混合物 に密着 した状態 で重合、 硬化 さ.せる方法が好ま しい 。
[0058] この場合、 前記フ ィルム は、 無端ベル 卜 . 1 、 2 お よびガ スケッ 卜 1 1と同様に同調 して供給 し走行さ せればよい。
[0059] 得 ら れた板材は、 前記フ ィ ルムが板材に密着 し、 前記フ イ ルムが保護層 と し て働き、 板材の亀裂を防止できる だけ でな く 、 扳材を機搣的摄傷か ら保護を図るこ と ができ、 ま た前記耐熱性フ イ ルムを剥離し た板材は、 平滑性に優れて いる 。 耐熱性フ ィ ルムが密着 し た扳材は、 フ ィ ルムを剥離 する こ となく 市場に供給する こ と ができるので、 耐熟性フ イ ルムを別工程で装着する必要がない 。 ま たフ ィ ルム と し て耐熱性の髙いものを用 いる と 、 重合性混合物 との密着性 が小さ く なるため 、 無端ベル 卜 か ら板材を容易 に取出すこ と が できる。 な お 、 耐熱性 フ イ ル ム が板材 に 密着 し 、 フ イ ルム の剥離 が 困難である場合は 、 前記耐熱性 フ ィ ルム と重合性混合物 と の 間 に 更 に 殿粉糊 、 ポ リ ビ ニル ア ル コ ー ルな ど の熱硬化 性 を示さ な,い'水溶性糊剤 を介在 さ せ て重合 、 硬化を行な う と 、 重合後の板材か ら 耐熱性 フ イ ルム を容易 に 剥離 す る こ と がで き る 。 こ の場合 、 糊剤 を フ ィ ルム に塗布 し て 行なえ ば よ い 。
[0060] な お 、 上記の様な耐熱性 フ ィ ルムを無端ベル 卜 と 重合性 混合物 な ど の重合性混合物 の 間 に 介在さ せ る 方法 は 、 上記 の様な板材の連続製造方法 に 限ら ず 、 ガラ ス板な ど を用 い た 型板を用 い る通常の注型重合法 に も 適用 で き る 。
[0061] 本発明の 造方法 に お い て 使用 さ れる ラ ジ カ ル重合性混 合物 に は 、. 各種の 重合性化合物 を用 い る こ と が で き る が 、 複数の液槽の液体に よ り 重合熟が容易 に吸収除去さ れる た め 、 重合熱が大きい重合性化合物 、 特に 2 以 上 の 《 — 3 不 飽和二重結合を有する ラ ジ カ ル重合性化合物 と 、 紫外線吸 収剤 、 ラ ジ カ ル重合開始剤 と か ら な る も の が好 ま し く 、 ま た得 ら れた板材の機械的強度、 耐熱性な ど の諸特性お優れ て い る 。
[0062] 2 以上の α — iS 不飽和 二重結合を有す る ラ ジ カ ル重合性 化合物 と し て は 、 ァ リ ル基、 ア ク リ ル基、 メ タ ク リ ル基な ど のラ ジ カ ル重合性基を複数有す る ァ リ ル系モ ノ マ ー 、 ァ ク リ ル系 モ ノ マ ー 、 ス チ レ ン系 モ ノ マ ー な ど の ラ ジ カ ル重 合性モ ノ マ ー と こ れ ら の予備重合体が挙げ ら れ 、 こ れ ら は 板材の用途、 機楨的特性な ど に応 じ て 1 種 ま た は 2 種以上 用 い ら れる 。
[0063] 上記ァ リ ル系モノ マー と し て は 、 ジ エチ レ ング リ コ ール ビス ァ リ ル カ ー ボネ ー 卜 、 ジ ァ リ ルフ タ レ ー 卜 、 卜 リ ア リ ルイ ソ シァ ヌ レ ー 卜 な ど 1 ΰ (上の ァ リ ル基を有す る化合物 が挙げ ら れる 。
[0064] ア ク リ ル系モ ノ マ ー し て は 、 エ チ レ ング リ コ ー ルジァク リ レ ー 卜 、 ジ エ チ レ ング リ コ ールジ ァ ク リ レ ー 卜 、 プ ロ ピ レ ング リ コ ールジ メ タ ク リ レ ー 卜 、 ネ オペ ン チルグ リ コ ー ル ジ メ タ ク リ レ ー 卜 、 ト リ メ チ ロ ールプ ロパ ン 卜 リ メ タ ク リ レ ー 卜 な どの多官能性メ タ ク リ レ ー 卜 、 ァ ク リ レ ー 卜 な ど が挙げ ら れる 。
[0065] ま た スチ レ ン系モノ マ ー と して は 、 ジ ビニルベ ンゼ ンな ど が挙げ ら れる 。
[0066] これ ら の α — β 不飽和二重結合を有する ラ ジ カ ル重合性 化合物 の な かで 、 重合性の点か ら ァ リ ル系モ ノ マ ー 、 ァ ク リ ル系モ ノ マ ー が好ま し く 、 なかでも透明性の点か ら ジ ェ チ レ ング リ コ ール ビ ス ァ リ ルカ ー ポネ ー 卜 を含有する も の が好ま し い 。
[0067] また 、 前記ラ ジ カ ル重合性モ ノ マ ー の予備重合体は常法 に 従い 、 こ れ ら モ ノ マ ー に所定量の ラ ジカ ル重合開始剤を 加 えて重合する こ と に よ り 得 ら れる粘性の ある液体であ り 前記 2 以上の 一 |3 不飽和二重結合を有するラ ジ カ ル重合 性モ ノ マ ー の 1 種ま た は 2 種以上の予備重合体であ っ ても よ い 。
[0068] ま た 上記 α — j3 不飽和二重結合を有する ラ ジ カ ル重合性 化合物 は 、 α — 3 不飽和二重結合を 1 個有す る各種の ラ ジ カ ル重合性化合物や こ れ ら の予備重合体 と 併用 す る こ と が で さ る 。
[0069] ひ一 jS 不飽和二重結合を 1 個有す る ラ ジ カ ル重合性化合 物 の例 と し て は 、 ア ク リ ル酸 、 メ タ ク リ ル酸ゃ メ タ ク リ ル 酸メ チル 、 メ タ ク リ ル酸ェ チル 、 メ タ ク リ ル酸ブチル、 ァ ク リ ル酸 ェ チル 、 ア ク リ ル酸プ チル 、 ア ク リ ル酸才 ク チル ア ク リ ル酸ラ ウ リ ルな ど炭素数 1 〜 1 8の アルキル基を有す る ア ク リ ル系 モ ノ マ ー や フ エ ニルメ タ ク リ レ ー 卜 、 ァ ク リ ロ ニ 卜 リ ル 、 ア ク リ ル ア ミ ド な ど の 各種 ア ク リ ル系モ ノ マ 一、 ス チ レ ン 、 メ チル ス チ レ ン 、 オル ト 一ク ロ ルス チ レ ン 4 — ョ ー ド ス チ レ ン な ど の ス チ レ ン系モ ノ マ ー 、 更 に は 、 ビ ニル ピ ロ リ ド ン 、 無水マ レ イ ン 酸 、 ィ タ コ ン 酸な ど が挙 げ ら れる 。
[0070] こ れ ら の 1 個 の α — β 不飽和二重結合を有する ラ ジ カ ル 重合性化合物 の な かで 、 透明性 、 剐性を有す る も の が好 ま し く 、 ア ク リ ル系モ ノ マ ー 、 特 に メ タ ク リ ル酸メ チルが好 ま し い 。
[0071] 2 以上の ひ一 3 不飽和 二重結合を有する ラ ジ カ ル重合性 モ ノ マ ー 、 予備重合体 は 、 機械的強度 、 光学特性等の 点か ら 少な く と も 5 0重量%使用 す れば よ く 、 5 0重量% を越え る と 上記の特性が低下す る だけ で な く 、 紫外線吸収剤を長期 に亘 り 含有保持で きな い 。
[0072] こ の場合、 前記ジ エ チ レ ン グ リ コ ール ビス ァ リ ル カ ー ボ ネ ー 卜 に メ タ ク リ ル酸メ チルを併用 する と 機楨的強度、 透 明性な どを任意に調整する こ と ができ、 好適である 。
[0073] ま た 、 紫外線吸収剤 と し て は、 サ リ チル酸エステル系、 ベ ンゾ 卜 リ アゾール系、 置換ア ク リ ロ ニ ト リ ル系等、 各種 の もの が使用 できる が 、 ベ ンゾフ エ ノ ン系紫外線吸収剤 、 蛍光増白剤を甩いる と プラ スチッ ク 板材に長期 に亘 り 含有 保持さ れ、 紫外線吸収性を長期間維持す る こ と が で き、 し かお重合体の着色がな く 好 ま し い 。
[0074] ベ ンゾフ エ ノ ン系紫外線吸収剤 と し て は、 た と えば 2 . 4 ー ジ ヒ ド ロ キシ ベ ンゾフ エ ノ ン 、 2 —ヒ ド ロ キシ ー 4 一 メ 卜 キ シ ベ ンゾ フ エ ノ ン 、 2 —ヒ ド ロ キ シ ー 4 一 才 ク 卜 キ シベ ンゾ フ エ ノ ン 、 2 — ヒ ド ロ キシ ー 4 ー ドデシル才キシ ベ ンゾ フ ェ ノ ン 、 2 . 2 一 一ジ ヒ ド ロ キ シ ー 4 ー メ 卜 キ シ ベ ンゾフ エ ノ ン 、 2 . 2 ー ー ジ ヒ ド ロ キ シ ー 4 . 4 "" ー ジ メ 卜 キ シ ベ ンゾフ エ ノ ン 、 2 . 2 ' . 4 . 4 ー テ 卜 ラ ヒ ド ロ キシベ ンゾフ : L ノ ン、 2 . 4—ジ ベ ンゾィ ル レゾルシ ノ ー ルな どが挙げ ら れる 。
[0075] こ れら 紫外線吸収剤 の使用 量 は 、 重合体の厚みお ょぴ使 用 す る紫外線吸収剤 の種類 に よ っ て著 し く 異な る が 、 紫外 線を遮光する た め に波長 380nm の光線の透過率が 10 %以下 と な り 、 かつ 着色を避け る た め に 波長 440nm の可視領域の 光線の透過率が 85%以上 と なる両条件を充足する量を添加 す る必要が あ る 。
[0076] 例 え ば 、 重合体の厚みが 2 m mで 、 紫外線吸収剤 と し て 2 — ヒ ド ロ キ シ ー 4 一 才 ク 卜 キ シ ベ ンゾ フ エ ノ ン を用 い た 場合 に は 、 第 9 図 に 示す よ う に そ の使用 量の範囲 は 0.03 〜 0.05 重 ¾ % で、足 り る 。 ま た べ ンゾ フ I ノ ン系紫外線吸 収剤で あ れば、 通常 0.01 〜 5 重量 の範囲 の使用量で上 記の条件を充足す る こ と が で き る 。
[0077] ま た紫外線吸収剤 と し て蛍光増 白剤を用 い た も の は 、 若 干黄味を帯びる 素材 を用 い て も 、 増 白 効果 に よ り 、 明 る い 色調 を与え る こ と ができ 、 ま た 紫外線を吸収す る こ と がで き る 。 こ の よ う な蛍光増 白 剤 と し て は 、 2 . 5 ビ ス ( 5 ' タ ー シ ャ リ ー プチルペ ンゾ 才 キサゾ リ ル ) チ 才 フ ェ ン ( ュ ビ テ ッ ク ス 〇 B 、 チパ ガ イ ギ 一 社製商品名 ) な ど が挙げ ら れる 。 ま た 、 そ の使用 量 は 0.0001 〜 0.1重量% が好 ま し い 。 0.0001 % よ り も少 な い と 紫外線吸収効果 、 増 白 効果 が充分で な く 、 0.1 % を越す と 経済的でな い 。
[0078] 上記の蛍光増 白 剤 は 、 溶解性が 良い た め 、 前記各種の重 合性化合物 に 対 し て 通常の方法 に よ り 添加混合 し て 用 い ら れる 。 な お 、 上記の蛍光増 白剤 に ブル ー イ ン グ剤 を併用 添 加 し て板材 に 青味を与え 白 度を高め て も よ い 。
[0079] 上記の蛍光増 白剤 は 、 前記べ ンゾ フ X ノ ン系等の 紫外線 吸収剤 と併用 し て も よ く 、 こ の場合 、 紫外線吸収剤 に よ り 蛍光増 白 剤 の 堅牢度を高め る と と も に 紫外線吸収性を更 に 髙め る こ と がで き る 。 なお 、 2 以上の 一 /3 不飽和二重結合を有す る ラ ジ カ ル 重合性化合物を重合 し て得 ら れたプラ スチ ッ ク 板材が架橋 構造を有する た め か、 多量の紫外線吸収剤 を用い て も 、 紫 外線吸収剤が板材の表面か ら溱出する こ と がない 。
[0080] また本発明 の製造方法 に お い て 使用 さ れる ラ ジ カ ル重合 開始剤 と し て は通常の重合開始剤 が使用 できる が 、 重合温 度 と の 関係から 選定 1 0時間 半減期 温度が 80 eC 以下の有機過 酸化 ¾が好ま しい 。
[0081] こ れら の例 と し て は、 ジ イ ソプ ロ ピルペル才キシ ジ カ ー ポネ ー 卜 、 ジ ノ ルマルプ ロ ピルペルオ ギ シジ カ ー ポネ ー 卜 ジ ミ リ ス チルペル才 キ シ ジ カ ー ボネ 一 卜 、 ジ シ ク ロ へ キ シ ルペル才 キシ ジ カ ー ボネ ー 卜 、 ジ ( 2 — ェ チル へ キシル ) ペルォキシジ カ ー ポネ ー 卜 、 タ ー シ ャ リ 一ブチルペル ォキ シ ネ 才デカ ノ エ ー 卜 、 タ ー シ ャ リ ー プチルペルオ シ ピパ レ ー 卜 、 ラ ウ ロ イ ルペル 才キシ ド 、 タ ー シ ャ リ ープチルぺ ル 才キ シ ー 2 —ェチルへキサノ エ一 卜 、 ベ ンゾ ィ ルペル才 キシ ドな どが挙げ ら れる 。
[0082] 前記選定 1 0時間半減期温度が 80で 以下の有機過狻化物 の 使用 量は 2 〜 5 重量% が好ま し い 。 2 重量% よ り も少ない と 重合時間 が著 し く 増加 し た り 、 得 ら れた重合体の硬度が 低下 し 、 ま た 5 重量% よ り も多い と過度の使甩 とな り 、 経 済的でない だけでな く 、 重合体に 亀裂が発生 し て好 ま し く ない 。
[0083] 更に後重合に おい て重合を容易 に 完.結 し 、 扳材の硬度を 著 し く 改善す る に は 、 前記重合開始剤 と し て の有機過酸化 物 に選定 10時間半減期温度が 90°C以上で 、 110 以下の有 機過酸化物 を併用 す る の が好 ま し い 。
[0084] こ れ ら の有機過酸化物 と し て は 、 た と え ば 1 . 1 一 ビ ス ( タ ー シ ャ リ ー ブ チルペル 才 キ シ ) 一 3 . 3 . 5 — 卜 リ メ チルシ ク ロ へ キサ ン 、 1 . Ί 一ビ ス ( タ ー シ ャ リ ー プチル ペル 才 キ シ ) シ ク ロ へ キサ ン 、 タ ー シ ャ リ ー ブチルペル才 キ シ ラ ウ レ ー 卜 、 2 . 2 — ビ ス ( タ ー シ ャ リ ー プチルベル ォ キ シ ) オ ク タ ン 、 タ ー シ ャ リ ー ブ チル ペル 才 キ シ ァ セ テ 一 卜 、 2 . 2 — ビス ( タ ー シ ャ リ ー プ チルペル ォ キ シ ) ブ タ ン 、 タ ー シ ャ リ ー プ チルペル才 キ シ ベ ンゾ エ ー 卜 な ど が 挙げ ら れる 。
[0085] ま た 、 そ の使用 量 は 、 0.05 〜 5 重量% が好 ま し い 。 使 用 量が 0.05 重量% よ り も少な い と 、 十分な硬度の 改善が 計れず 、 ま た 5 重量 % よ り も多 い と 、 硬度 は上昇する も の の 亀裂が発生 し た り 、 も ろ く て 割 れや す く な り 好 ま し く な い 0
[0086] 上記の組成 よ り な る重合性混合物 は 、 作業性等の点か ら 45〜 300CPSの粘度を有す る も の が好 ま し い 。
[0087] なお 、 重合性を損わな い範囲で 、 酸化防止剤な ど の添加 剤 、 充塡剤 、 顔料 、 染料等を添加 し て お よ い 。
[0088] 以上の よ う に本発明の製造方法 、 製造装置 に よ る とき は . 透明度が高 く 平滑で 、 擦傷性が優れかつ 紫外線吸収性の髙 い プラ ス チ ッ ク 板材が得 ら れる が 、 更 に 板材 に 反射防止 、 可視光線の透過率や表面硬度を高めるため前記板材の表面 に 、 M g F 2 、 A I 2 0 3 、 Z n 0 2 などの金属化合物を 真空蒸着、 スパッ タ リ ング、 イ オンプ レーテ ィ ングなどの 成膜手段に よ り 被膜を形成 し た り 、 表面硬度を高める ため コ ー テ ィ ングに よ り シ リ コ ー ン樹脂の被膜を形成 し たもの が好ま しい。
[0089] 前記金属化合物の蒸着は、 例えば、 4 X 1 0 _ 4以上の真空 状態にて金属化合物を加熱蒸着させ、 前記板材に付着させ ればよい。 ま た イ オン プ レー テ ィ ングに よ るもの は、 金属 化合物の蒸気に与える運動エネルギ一が大きいため 、 きわ めて密着性がよ く 強い被膜が得ら れる。 特に 2 以上の α — β エチ レ ン性二重結合を有するラジカル重合性化合 ¾ ^用 い た もの は、 架橋構造を有 し 、 蒸気圧が著 し く 小さい た め イ オンプ レーテ ィ ング法を用 いても容易に被膜を形成する こ と がでさる。
[0090] 板材の表面に上記の被膜を形成し たものは、 砂塵などや 摩擦などによる傷が生 じ る こ と がな く 、 し かも紫外線を吸 収遮断できる。
[0091] また 、 上記のよ う に して得られた板材において 、 紫外線 遮光性が充分でない場合や板材が着色 し た場合に は、 分散 型蛍光増白染料、 特に才キサゾール環を有する才キサゾー ル系分散型蛍光増白染料に よ り 染色するのが好ま し い 。 こ の染色に よ り 、 4 0 0 η ΐΒ 、 特に 38 0 π πι 以下の紫外線を遮光で きる。 この場合、 紫外線を少なく と も 9 0 %以上カ ツ 卜 し 、 かつ 可視光線が少な く と も 80% 以上透過 する よ う に 染色 し た も の が よ い 。 染色方法 と し て は 、 各種の方法が採用 で き る が 、 髙温髙圧下で し かも弱 酸性下で染色す る 高温高圧染 色法や 、 常圧下で行な う 常圧キ ヤ リ ヤ ー 染色法が好 ま し い 。 髙温髙圧染色法 は 、 温度 100°C 〜 150 C 、 圧力 2 〜 10
[0092] の範囲で酢酸、 塩酸等各種の酸性化合物 を用 い て 行なわ れる 。 ま た 、 常圧キ ヤ リ ヤ ー 染色法 は 、 50〜 100'C の範囲 内で 中性下でお こ な わ れる 。
[0093] こ の よ う に し て 染色さ れ た 扳材 は 、 紫外線吸収剤 を含有 す る た め か 、 前記分散型蛍光増 白 染料の退色を著 し く 防止 で き 、 かつ 紫外線吸収性を長期 に □ り 維持 す る こ と が で き る 。
[0094] な お 、 上記の染色法を紫外線吸収剤 を 含 ま な い板材 に 適 用 し て 、 紫外線を カ ツ 卜 し 、 かつ 可視光線が透過で き る よ う に し て も よ い 。 こ の場合 、 例 えば 、 前記高温高圧染色法 と 周 じ く ラ ジ カ ル重合性 モ ノ マ ー と 3 % の 重合開始剤 よ り 重合形成 し た 合成樹脂板を 、 0.1/^ /Lの漉度の酢酸 ( 98% ) と 分散型蛍光染料を混合 し 、 浴 比 1 : 20と し た 溶液中 に 投 入 し 、 135 C 、 2 /¾ Z の条件下 、 30分間染色す る こ と に よ り 、 390nm 以下の紫外線透過率が 0 % で 400nm 近辺の透 過率が 10%以下の透明な合成樹脂板が得 ら れる 。 ま た 、 常 圧キ ヤ リ ャ 一 法 と周 じ く 、 例 え ば、 上記 と周 じ 合成樹脂板 を 100°C 、 浴比 1 : 10の 中性の溶液中 に投入 し て 染色す る こ と に よ り 、 上記 と同様の特性を有す る板材が得 ら れる 。 本発明の製造方法、 装置によ り 得 ら れる紫外線吸収性板 材は上記の様に特定量の紫外線吸収剤を含有 し 、 紫外線吸 収剤の存在下重合 しているた め 、 樹脂本来の性質を損う こ * と な く 、 波長 380 η ηι 以下の紫外線を完全に遮光 し 、 可視光 線の透過率が高く て着色が少ない。
[0095] [ 産業上の利用可能性 ]
[0096] 本発明の製造方法、 装置は、 平滑な板材の製造に適 して お り 、 重合熟が大きい重合性化合物 、 特に α — β 不飽和二 重結合を有する重合性化合物を含有する重合性混合物を用 いて平滑で機械的強度、 耐熱性などの諸特性に優れた扳材 を連続的に製造するの に適 している 。 ま た紫外線吸収剤が 滲出する こ とのない紫外線吸収性板材を連続的に製造する の に適 してい る。
[0097] 得られた板材は、 上記の特性を有するため、 ブラ ウン管 ディ スプ レイ 用遮光板や額縁、 シ ョ ーケー スな ど に おいて 絵画等の美術品の退色や劣化を防止するための保護部材と して好適であ り 、 ま たプライ ン ド状カ ーテン 、 サンパイ ザ 一、 フ ロ ン 卜 ガラス、 頭部被着具、 照明器具の保護部材と し て好適である。
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲 . 上下方向 に 所定間隔を 隔て て 周一方向 、 同一速度で平 行 に 走行す る 2 本の ス テ ン レ ス 等の抗腐蝕材製無端ベル 卜 と 、 前記ベル 卜 の両側端部 と接触 し て 走行 し 前記ベル 卜 間の空間 を シ ー ルす る ガ ス ケ ッ 卜 に よ り 形成さ れる 閻 隙 に 、 前記ベル 卜 の始端部か ら 、 重合性混合物を注入 し 前記ベル 卜 両端部闉 に 配設さ れ た 液槽で あ っ て 、 前記べ ル 卜 の走行方向 に 並設さ れた複数の重合用 液槽 と 、 重合 完了後の重合体を冷 する冷却 液槽か ら なる 液槽中 を通 過さ せ前記重合性混合物 を重合 し た 後冷却 さ せ る こ と に よ り 板材を連続的 に 成形す る こ と を特徴 と す る プ ラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
. 複数の重合用 液槽中 に て 、 ベル 卜 を介 し て 重合性混合 物 に 外部圧力 を加え 、 硬化時に お ける体積の収縮 に よ る 型離れを 防止する特許請求の範囲第 1 項記載の プラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
. 複数の重合用 液槽そ れぞれの水圧 に よ り 、 ベル 卜 を介 し て重合性混合物 に外部圧力 を加 える特許請求の範囲第 1 項 ま た は第 2 項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方 法 o
. 複数の重合用液槽の う ち 、 中央部の重合用 液槽の上部 に加温液槽 と 連通する槽を 設け 、 中央部の 重合用 液槽の 水圧を他の重合用液槽 よ り も大き く し 、 ベル 卜 を介 し て 重合性混合物 に外部圧力 を加える特許請求の範囲第 1 項 ま たは第 3 項に記載のプラスチッ ク板材の連続製造方法. 中央部の重合用液槽の水圧を大気圧よ り も 0 . 01 〜 1 z cd大き く して外部圧力を加える特許請求の範囲第 4 項記載のプラ スチッ ク板材の連続製造方法。
. 最前部の重合用液槽と最後部の冷却液檣の水圧を他の 液槽よ り も低く する特許請求の範囲第 1 項記載のプラス チッ ク板材の連続製造方法。
. 複数の重合甩液槽 と し て常温から 1 20での範囲の液体 を用い、 重合させる特許請求の範囲第 Ί 項記載のプラス チ ッ ク板材の連続製造方法。
. 複数の重合用液槽で重合性混合物を重合する に際して 先ず常温〜 55 の範囲で重合 し 、 次いで 60〜 90での範囲 で重合 し 、 その後 1 00 °C以上で後重合する特許請求の範 囲第 7項記載のプラスチッ ク板材の連続製造方法。
. 各液槽の液体を循環する特許請求の範囲第 1 項記載の プラス チッ ク板材の連続製造方法。
. 重合性混合物が重合熟の大きい重合性化合物 と紫外線 吸収剤、 ラジカル重合開始剤からなる特許請求の範囲第 項記載のプラスチッ ク板材の連続製造方 S。
. 重合性混合物が少なく とも 2 以上の α— /3 エチ レン性 不飽和二重結合を有するラジカ ル重合性化合物ま たはこ れ ら の予備重合体の少な く とも 1 種を含有する重合性化 合物 と、 紫外線吸収剤 と、 ラジカル重合開始剤 とからな る特許請求の範囲第 1 項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続 製造方法 。
12. 重合性化合物 が ァ リ ル系モ ノ マ ー 、 ア ク リ ル系モ ノ マ 一ま た は こ れ ら の予備重合休の いず れか 1 種で あ る特許 請求の範囲第 10項 ま た は第 11項記載のプラ ス チ ッ ク 板材 の連続製造方法 。
13. 重合性化合物を少な く と も 50重量%用 い る特許請求の 範囲 第 10項〜第 12項の い ず れか に 記載の プ ラ ス チ ッ ク 板 材の連続製造方法 。
14. ァ リ ル系モ ノ マ ー が ジ エ チ レ ン グ リ コ ール ビ ス ァ リ ル 力 一 ポネ ー 卜 ま た は ジ エ チ レ ン グ リ コ ー ル ビ ス ァ リ ノレ力 ー ポネ ー 卜 の予備重合体であ る特許請求の範囲第 12項記 載のプ ラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
15. 重合性化合物 が 、 ジ エチ レ ン グ リ コ ー ル ビ ス ァ リ ル カ 一ポネ 一 卜 ま た は ジ エ チ レ ン グ リ コ ー ル ビ ス ァ リ ル カ ー ポネ ー 卜 の予備重合体 と 、 メ タ ク リ ル酸メ チル ま た はメ タ ク リ ル酸メ チルの予備重合休 と の 混合物で あ る特許請 求の範囲第 12項 ま た は第 13項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の 連続製造方法。
17. 紫外線吸収剤を波長 380nm の光線の透過率が 10%以下 波長 440nm の光線の透過率が 85% 以上 と な る量用 い る特 許請求の範囲第 10項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製造 方法 。
18. 紫外線吸収剤がベ ンゾフ エ ノ ン系紫外線吸収剤であ る. 特許請求の範囲第 10項 ま た は第 17項に 記載のプラ ス チ ッ ク板材の連続製造方法 。
19. ベ ンゾフ エ ノ ン系紫外線吸収剤 を 0.01 〜 5 重量%用 いる特許請求の範囲第 18項記載のプラ ス チ ッ ク扳材の連 続製造方法。
20. 紫外線吸収剤 が 2 . 5 ビ ス ( 5 一 タ ー シ ャ リ ーブチル ベ ンゾ才キサゾ リ ル ) チ才 フ I ンであ る特許請求の範囲 第 10項ま た は第 17項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製造 方法 。
21. 2 . 5 ビス ( 5 一 タ ー シ ャ リ ー ブチルベ ンゾ才キサゾ リ ル ) チォ フ ェ ン を 0.0001 〜 0.1¾量%用 い る特許請 求の範囲第 20項記載のプラ ス チ ッ ク 扳材の連続製造方法
22. 選定 10時間半減期 温度が 80で 以下のラ ジ カ ル重合開始 剤 を甩いる特許請求の範囲第 10項記載のプラ ス チ ッ ク 板 材の連続製造方法。
23. 選定 10時間半減期温度が 80 以下のラ ジ カ ル重合開始 剤 を 2〜 5 重量%用 い る特許請求の範囲第 10項ま た は第 22項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
24. 選定 10時間半減期 温度が 80Ό 以下のラ ジ カ ル重合開始 剤 に選定 10時間半減期渥度が 90Χ)〜 110 の ラジ カ ル重 合開始剤 を併用 する特許請求の範囲第 10項記載のプ ラ ス チッ ク板材の連続製造方法。
25. 選定 10時間半減期温度が 90 〜 110 の ラ ジ カ ル重合 開始剤を 0.05 〜 5 重量%用 いる特許請求の範囲第 24項 記載のプ ラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
26. 重合性混合物の粘度が 35〜 400cpsであ る特許請求の範 囲第 1 項記載のプラ ス チ ッ ク板材の連続製造方法。
27. 無端ベル 卜 と重合性混合物 と の 間 に重合温度 よ り も高 い 軟化点を有 す る 耐熱性 フ イ ル ム を介在 さ Ιίて 重合 す る 特許請求の範囲第 1 項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製 . J a
28. 耐熱性 フ ィ ルム が ポ リ エ ス テル、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ポ リ カ ー ポ ネ 一 卜 、 ナ イ ロ ン を素材 と す る フ ィ ルム で あ る 特許請求の範囲第 27項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製 造方法 。
29. 冷却後の板材の表面 に イ オ ンプ レ ー テ ィ ン グ法 に よ り M g F 2 、 A I 2 03 、 Z n 02 な ど の 金属酸化物 の 被 膜を形成する特許請求の範囲第 1 項記載の プラ ス チ ッ ク 扳材の連続製造方法 。
30. 冷 31後の扳材の表面 に シ リ コ ー ン樹脂の被膜を形成 す る特許請求の範囲第 1 項記載のプラ ス チ ッ ク 扳材の連続 製造方法 。
31. 冷却後の板材を分散型蛍光増 白 染料の溶液中で染色す る 工程を 含む特許請求の範囲第 1 項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の連続製造方法 。
32. 冷却後の板材の染色を 高温高圧染色法に よ り 弱 酸性 下 で行な う 特許請求の範囲第 31項記載の プラ ス チ ッ ク 扳材 の連続製造方法 。
3 3 . 冷 ai後の板材の染色を常圧キ リ ア ー染色方法に よ り 行なう特許請求の範囲第 3 1項記載の紫外線吸収性プラス チッ ク板材の連続製造方法。
S . 周一方向、 周一速度で所定藺隔を隔てて平行に走行す る 2 本のステ ン レス等の抗腐餽材製無端ベル 卜 と前記べ ル 卜 の両側端部と接触 して走行し前記ベル 卜 間の空間を シ ールするガスケッ 卜 とからプラスチッ ク扳材用重合原 料の注入間隙が構成され、 前記ベル 卜 の始端部に重合原 料供給装置が配設さ れ、 かつ前記ペル 卜 両端部間に重合 原料を加温 し て重合する液槽が設け ら れたプラスチッ ク 板材製造装置であ っ て、 前記液槽は、 前記ベル 卜 の走行 方向 に従い並設された複数の液槽 と、 重合完了後の重合 体を冷却する液槽とから なる こ とを特徴と するプラスチ ッ ク扳材の連続製造装置。
3 5 . 平行に走行する 2 本の無端ベル 卜 の両側部適所に 断面 U 型の摺動体が外方から嵌合され、 前記ベル 卜 間の空間 が形成されて いる特許請求の範囲第 34項記載のプラスチ ッ ク板材の製造装置。
3 6 . 液槽内で下部の無端ベル 卜 が摺動体に よ り下方か ら支 持されている特許請求の範囲第 34項記載のプラスチッ ク 板材の製造装置。
3 7 . 始端部の液槽から終端部の冷却槽に至り 、 かつ無端べ ル 卜 の外面の近接 し て配設された 2 枚の平板状熱伝導部 材と 、 前記熟伝導部材の両側部間 に揮設されたスぺーサ 一 に よ り 、 無端ベル 卜 と ガ ス ケ ッ 卜 の走行空 間 が形成さ れた 特許請求の範囲第 3 4項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の製 造装置。
. 熱伝導部材 と ス ぺ ー サ一 と の接触部が弾力 性を有す る コ ー キ ン グ剤 に よ り コ ー キ ン グさ れ た特許請求の範囲第 3 7項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の製造装置。
. ス ぺ ー サ 一 が 中空部を有 し 、 こ の 中空部 に 液体 、 空気 等の圧入な ど に よ り 膨張 、 収縮する中空弾性部材で あ る 特許請求の 範囲第 3 7項記載のプ ラ ス チ ッ ク 板材の 製造装 . 重合原料供給装置か ら 供給 さ れた 重合性混合物 を貯溜 す る枠が無端ベル 卜 の始端部 に 設け ら れ 、 前記枠が無端 ベル 卜 の両側部 に 設け ら れ た 摺動板 と 、 こ の摺動扳の う ち 前記ベ ル 卜 の送行方向 と は逆の端部 で連接さ れ た 遮蔽 板 と で形成さ れ、 摺動板 は 、 始端部のプ ー リ ー の外周面 に 沿 っ て送行 する ガ ス ケ ッ 卜 を介 し て 無端ベル 卜 に 摺接 す る湾曲状摺接面を有す る と と も に 、 前記遮蔽板の上端 か ら 前記ベル 卜 の走行方向 に 従 っ て 斜め下方 に 傾斜 し 、 かつ 両側 が前記摺動板に密着 し た柔軟な素材か ら なる シ ー ト 状仕切板が配設 さ れ 、 前記仕切板を介 し て上部 に 重 合性混合物の充篛注入室が 、 下部 に漏洩 し た 重合性混合 物 を吸引 す る減圧室がそ れぞれ形成さ れ た特許請求の 範 囲第 3 4項記載のプラ ス チ ッ タ 板材の製造装置。
. 複数の重合用 液槽中 に 、 重合性混合物 の硬化 時の体積 収縮に伴い生 じ る重合性混合物 と ベル 卜 、 ガ ス ケ ッ 卜 と の型離れを防止する た め の加圧手段を有する特許請求の 範囲第 34項記載のプラ ス チ ッ ク板材の製造装置。 .
42. 加圧手段が 、 複数の重合用 液槽それぞれの水圧である 特許請求の範囲第 34項 ま た は第 41項記載のプラ スチ ッ ク 板材の製造装置。
43. 複数の重合用 液槽の う ち 、 中央部の重合用 液槽の上部 に重合用 液槽 と連通す る槽が設け ら れ 、 中央部の重合用 液槽の水圧を他の童合用 液槽よ り も大き く し た特許請求 の範囲第 34項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の製造装置。
44. 中央部の重合用 液槽の水圧が大気圧 よ り も 0.01 〜 1 c 大き い特許請求の範囲第 43項記載のプ ラ スチ ッ ク - 板材の製造装置。
45. 最前部の重合用 液槽 と最後部の冷却液槽の水圧を 、 他 の重合用 液槽 よ り 低 く し た特許請求の範囲第 34項記載 のプラス チッ ク 板材の製造装置。
46. 複数の重合用 液槽が 、 常温か ら 120 G の範囲で並設さ れた特許請求の範囲第 34項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の製 造装置。
47. 複数の重合用液槽が常温〜 55 の重合用液槽 と 、 60〜 90Ό の重合用 液槽 と 、 100 eG 以上の重合用 液槽 と が頫次 並設さ れて なる特許請求の範囲第 46項記載のプラ ス チッ ク 板材の製造装置。
48. 各液槽がポ ンプな どの循環手段を有する特許請求の範 囲第 34項記載のプラ ス チ ッ ク 板材の製造装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1985-12-05| AK| Designated states|Designated state(s): JP KR US |
1985-12-05| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT NL |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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